今回は、前回までに作ったケーキとその広告を持って、販売を行います。
前回まではおもちゃのブロックをお金に見立てていましたが、今回は本格的なお札を用意しました!
100円、50円、10円の3種類がある、特製!ダビンチマネーです。これからダビンチボックスでのみ使えるお金です。
1人に600円ずつ資金を配り、そこからお買い物をします。
まず最初にお金がバラバラにならないように折り紙でお財布を作りました。
好きな色を選んで、折って、名前を書いて…みんなウキウキです。
やっぱり違う色がいい!と、こだわってお財布を3つ作る子もいました笑
お財布とお金が用意できたら、いよいよお待ちかねの販売の時間です!
ケーキと広告を自分の前に並べて呼び込みをします。
「お客さんに買ってほしいときは何て言ったらいいかな?」と尋ねると、「いらっしゃいませー!」と元気のいい声が。
売れたら、「ありがとうございました」ときちんと言えました^^
作ったケーキは、お買い上げのお客さまに渡して代わりに代金をもらうのですが、
一生懸命作ったケーキが誰かの手に渡るのが悲しいようで、「自分で買う!」と言う子も。
それだけ素敵なお気に入りのケーキができたということですね。
ところで…最後の方に売れ残ったケーキがいくつかありました。
そのケーキの特徴は、共通してとにかく高い!ということ。
だいたいのみんなが500円くらいで売っているところ、2000円とか。
見た目も豪華でとってもおいしそうなのですが、「買いたいのにお金がなくて買えないよ~」となってしまいました。
初めの資金が1人600円なので、売れたケーキの代金を合わせても足りなさそうです。
(こんな豪華なケーキなら確かに高そう…!!!)
その状況を見てギリギリ利益が出るところまで値下げし、無事売ることができた子や、
最後まで値下げはせずに買えるお客さんがいなくて売れ残ってしまった子がいました。
その結果、ケーキはいくらだと売ることができて、いくらだと買ってもらえないのか、値段決めの大事さが分かります。
これからも、遊び想像プログラムでは自分で作ったものに値段をつける機会がたくさんあるので、この感覚を身につけていきましょう!