「初めは普通アイデアが出ませんが、子どもは最初からどんどんアイデアが溢れ出てくるので、驚きました!」
2/15に新柏のおふくろ弁当で行った、子ども店長アイデア会議に親子で参加した方は、ご自分のお子さんの発想力にビックリ。お子さんは家ではそんなところを見せないので、余計に驚かれていました。
愉快な商品を考えるウォームアップから開始
ゼロからビズは大人も子どももいっしょにアイデア出しをするワークショップ。頭の堅い大人の皆さんのために、最初は頭を柔らかくするウォームアップゲームを用意しています。
ゲームにはこのカードゲーム「Mish x Mash」を使います。誰がいつどんなふうにプレイしても必ず楽しいアイデアができるというブレストカードゲームです! ここではランダムな2つのモノを合わせて、面白い商品/サービスを考えた人が勝ち、というゲーム「爆笑ミックス」をプレイします。子どもたちにとっては、「待ってました」という遊び。遊びたくてウズウズしています。
ゲームの感覚がわからず、様子をうかがう大人をよそに、早速どんどんアイデアを言い始める子どもたち。なるほど、そんなふうにやっていくのね、と理解した大人が今度は負けじと味のあるアイデアを披露。調子に乗った子どもが輪をかけて面白い案を出す…という感じで、とてもいいサイクルで盛り上がります。
頭も雰囲気も一気に柔らかくなりました笑。
おふくろ弁当の驚きの事実を紹介
一通り爆笑が出た後、おふくろ弁当の事業の紹介。
メニューやお店の説明、いま抱えている課題も紹介されました。
・新しいメニューを考えたい
・お客さんの数と来店回数を増やしたい
・お店の雰囲気を変えたい
・もっとたくさんの人にお弁当屋さんを知ってもらいたい
・地域のコミュニティスペースになっていくには?
そして、「一番人気のメニューは?」の質問に、「唐揚げ弁当」と即答。
実はこのおふくろ弁当の唐揚げは、なんと地域で一番美味しいと評判(「柏で一番です(本人談)」)とのこと。実際にみんなで一つずついただきましたが、すごく美味しい! 私も、近くにあったらほぼ毎日来たい! と本気で思いました。(野菜炒め定食も最高でした。)
課題を楽しく解決するアイデアを出そう!
頭も柔らかくなって、お店の課題も聞いたところで本題に入ります。おふくろ弁当の課題を自分ごととして捉え、楽しく解決するアイデアを出していきます。
ここでもMish x Mashを使いますが、今度はイメージカードだけではなく、本格的なアイデアを出すための「アクションカード」も加えて考えます。
お店の課題に、イメージのカード(モノカード)を加えてまずはブレスト。
ここに、アクションカードを加えて、エッジのきいたサービスの案にしていきます。出たアイデアは全部ポストイットにメモ。
どんどんアイデアが出てきます。
大人も顔負けのアイデアが子どもから出てくると、「なるほど、そんな考えがあったか!」と大人から驚きの声が。「へ〜」「ほ〜」と驚くばかりの大人たち。負けていられません。
結果、こんなにたくさん案が出ました!!
発表
たくさん出たアイデアを発表していきます。「街のコミュニティスペースにするために」という課題で、子ども向けにゲーム大会を行うというアイデアが出ていましたが、これはもちろんお子さんから出た案。スマブラ大会をやればたくさん人が集まるし、賞品を出せばもっと盛り上がるだろうと。
また、映画鑑賞も同様に人が集まりそう。食べ物だけでなく、他の趣味での繋がりで広がっていきそうです。
アイデア出し遊びで終わらず、価値の創造へ
早速すぐにでも始められるアイデアも、そうでないものもありましたが、どれも使えそうなアイデアで、店長さんも眼から鱗とのことでした。遊んでいるかのように楽しくアイデア出しをしてきましたが、大切なのはこういった「楽しい気持ち」から生まれる、心を動かすアイデアをたくさん出すこと。今日、実際に子どもたちはそれを行っただけではなく、そういったアイデアが実際に役に立つという実感も得られたことでしょう。
おふくろ弁当新柏店店長さんより「子供の柔軟な発想に刺激されました❣️
こんなふうにいつもみんなのワクワクの居場所になれたらいいなぁと?
ますますイメージが広がりました?」
受け入れ企業募集
ゼロからビズでは、子どもといっしょに新しいアイデアを創造したい企業を募集しています。規模・業種は問いません。
ご興味ある方は、お気軽にお問い合わせください。