2020年が始まって早々に、ダビンチクラブではイベントを行いました。
1/4 T-KIDS(柏の葉T-SITE)「廃材から時計をつくろう!」
1/5 せいび学園(新柏)「廃材でゲームを作ってメルカリで売ってみよう!」
(実はこの他にも算数&創造の「あそんでアカデミー」の体験会も数回行っていまして、そのレポートは別の投稿で詳しくお伝えします。)
今回は、T-KIDSでのワークショップの様子をお伝えします。
T-KIDS 廃材から時計をつくろう!
「廃材から時計」といっても、時計の仕組みは既存の部品を使います。今回は、家庭の廃材を持ち寄って、世界で1つだけのオリジナル時計を制作しよう! というコンセプト。いろいろな廃材をキレイに洗ってもってきてもらいました。
「世界で一つの」っていうのはよく聞きますが、廃材に時計を付けたら何でも世界に一つですよね。そんな工作はいつでもできるので、今回はそれをプロダクトとしてきちんと機能させるところまでやろうと思います!
カードゲームでウォームアップ
まず、いきなり本題に入る前に頭を柔らかくしていきます。(このカードゲームは、これからダビンチクラブの起業体験プログラムには必ず登場しますのでお楽しみに。)すごく盛り上がったところで、そのまま時計のアイデア出しを、同じカードゲームを使って行います。
すごいアイデアがドンドン出てくる!
時計をベースにカードでブレスト。先ほどの流れで、面白いアイデアが自然に生まれてきます。
- 生まれてからの日数がわかる時計
- ボタンを押すと、その日のアドバイスが聞ける
- 時間を見る度に一円貯金する
- 野菜ジュースが付いてる
- 1秒ごとに好きなアイドルの声でお知らせする
さらに、そこにみんなで自由にアイデアをのせていきます。
こんな風になりました!
今回は一回きりのワークショップで時間もないので、今日できることを選びます。すると、こんなコンセプトになりました。
「落とし物入れと野菜ジュースと募金箱付き時計」
落とし物を拾ったらカゴに入れておき、所有者がそこで自分の落とし物を見つけたら、お礼としてお金を募金箱に入れる。野菜ジュースを飲みたい人は無料で飲める。
最初は、落とし物を見つけたら100円、野菜ジュースを飲んだら10円募金する仕組みでしたが、高すぎるだろうということでそうなりました。
設計図を描いて、製作開始!
時計の組み立て
完成です!
ビジネスモデルのある時計
家の中で落とし物を拾ったら「落とし物箱」に入れます。落とし主がそれを落とし物箱で見つけた場合は5円募金。家の中を片付けておくメリットが生まれ、「なくしたものが置いてある場所」が生まれることで、落とした人も探し回らなくても済むかもしれない。5円はお礼として入れておくけれども、次回からは落とさないように気をつけるかもしれない。そんな、みんながハッピーになる時計になりました!