前回まで、チャットボットでチャットのシステムを試してきましたが、今回は「あれ検索」のフローを考えてみます。システムのフローといっても専門的なものではなく、A→B→Cというような簡略化したチャート。四角と矢印でシステムが何を話し、どのように質問していくべきか、というプログラミング的な思考を鍛えることになります。内容がちょっと複雑になるので、今回は面白おかしく進めていきます。
まず、システムとしてのゴールを再確認。何がどうなれば目標達成か、これを紙の一番下に書きます。
「考えているキャラクターが見つかること」
次に、最初に何を聞くかを一番上に書きます。この場合は、「はじめまして」という挨拶。
それから、空いた真ん中のスペースをフロー図で埋めていくのですが、一度自由に考えさせてみます。
ここで出たアイデアはおおよそ間違いがあります。その間違いを楽しく理解させるため、私がシステム、子どもたちがユーザーになり、口頭でチャットの流れを確認。矢印がなければ黙ってしまってシステム終了だし、質問の順番が間違っていても構わずフロー図の通りに話します。会話としては噛み合わず、楽しいのですが、間違いは間違い。それに気づいたら自分で直していきます。
今回の目的はシステムの大まかな構造を理解すること。最初にその構造に近づいたのが、Mちゃんでした。データベースからデータを引っ張り、次の質問を出す。答えによって次の質問を変えるけど、おおよその質問の流れは同じ。
そんな感じで、最後まで自然な流れの会話で検索ができました。
検索の範囲を、ジャンプのキャラクターではなく、名探偵コナンのキャラクターに絞ったのもスマート。範囲を絞って考えることで、あれこれ考えずに質問に集中して進められました!
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